前回の製作記では、サフ吹きが終わったという内容でした。
【バイオドラゴン】製作記その3
以下、前記事にて書ききれなかったPOM製パーツのお話と進捗状況を・・・。

まずはPOM製パーツのお話を。
バイオゾイドの一部パーツには、POM製のパーツが使われています。
確かネオブロックスのジョイントパーツとかも同じくPOM製でしたね。
このパーツが非常に厄介でして、まず塗料やサフの乗りが悪く受け付けてくれません。

試しにサフを吹いてみると、簡単にサフの膜が剥げるわ剥げるわで・・・。
そこで役に立ったのが、ミッチャクロンマルチになります\デデーン/
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ついでにヘルアーマー塗装用の染めQ、サフ缶と比較。
思った以上に容量が多くてびっくりしました、はい()
どうやらミッチャクロンは、ガイアマルチプライマーの技術の元になったプライマーだとかそうでないとか。詳しい事は分かりませんが。

始めにPOM製パーツを240番のヤスリで表面を馴らしてから、全体的にミッチャクロンマルチを重ね吹きした後にサフを重ね吹きしました。
結果的に部品の面部分にはかなりの効果が発揮しており、爪でこすってもまずまず大丈夫でした。
ただし、エッジ部分に関しては、爪でこすると若干の剥がれが確認出来たので、完璧ではないです。
逆に剥がれたエッジ部分を表現として生かすような作品ならアリかなと・・・。


ミッチャクロンマルチと同時に染めQも確保したので、ヘルアーマーを現在進行形で染めてます。

とにかく匂いがキツいですが、染まり具合は想像以上に良いですね。
元の色にもよりますが、1~2回吹くだけで簡単に染まりました。
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バイオケントロの背中パーツですが、画像上が染める前、画像下が染めた後になります。
深緑のゴム製パーツが驚きの黒さですw

ただ、フラットベースが入っているせいか、気温・湿度・その他諸々の状況によっては白化したような仕上がりになります(´・ω・`)
これに関してはパーツクリーナーで白化部分を軽く拭いて、再度染めQで染めると改善されました。

またヴォルケーノのクリムゾンヘルアーマーですが、こちらは元からパーツが塗装されているせいか、染まり具合は微妙でした。
先程同様にパーツクリーナーで拭き取ってやるとあら不思議。
元の塗装面は落ちずに染めQだけ拭き取れているではありませんか・・・!
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ですので、こういった汚し表現も染めながら出来ます(真顔)。

ジェネシスのアニメのイメージが強いせいか、個人的にはヘルアーマーはフラットよりもクリアな仕上がりの方が良いかなぁとも思いました。
全部染めてみなきゃ何とも結論付け出来ないけれども・・・。


※追記:ヴォルケーノのパーツはクリスタルスパインが付いているパーツのみ塗装色でした。写真の足部ヘルアーマーは成型色でしたので、誤りがあった事をお詫びいたします。